弊社では、環境保全への取り組みの一環として、電気自動車(EV)の活用を積極的に推進し、CO2排出量の削減に努めています。現在、社用車として「日産サクラ」、配送車として「日産クリッパーEV」の計2台を運用しています。
取り組みの背景
運送業界では、車両から排出される排気ガスや電力使用に伴うCO2排出量が増加しており、これが地球温暖化や異常気象の主な原因となっています。その結果、生態系の変化や食料・水資源の枯渇など、地球環境に深刻な悪影響を及ぼしています。
このような状況を踏まえ、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」では、気候変動による自然災害を予防する重要性が強調されています。この目標に対応する取り組みとして、日本の運送業界全体は、2013年度比で温室効果ガス排出量を2030年までに35%削減することを目指しています。
さらに、国際情勢の変化に伴う原油価格の高騰を受け、安定して入手可能なエネルギーを活用することが、事業継続の観点からも重要になります。
これらの環境問題および経済的課題に対応する方法の一環として、弊社はEVの活用を選択しました。太陽光発電設備を組み合わせることで、走行時および充電時のCO2排出をゼロとし、「カーボンニュートラル配送」を実現しています。 (太陽光発電については、こちらの記事をご覧ください。)
CO2排出抑制実績
配送車運用実績(2025年3月度)
- 走行距離:1,616km
- 使用電力量:179.56kWh
- CO2排出量削減:375kg(従来のガソリン車に比べて大幅な削減)
- ガソリン代削減額:約27,000円
EV配送車の導入により、環境への影響を軽減するだけでなく、燃料コストを抑えることが可能になります。このような取り組みが、持続可能な社会の実現に向けた一歩となっています。
私たちはこれからも、環境負荷を抑えた配送オペレーションを推進し、お客様に安心で信頼できるサービスをお届けします。未来のために、一緒に歩んでいきましょう。