【J002】冬の雁木通り

【J002】冬の雁木通り

上越市の城下町高田には、古いまちなみと総延長16kmと日本一の長さを誇る雁木が今もなお残っています。雁木は家の前に出された庇(ひさし)の呼び名。冬に雪で道が埋もれてしますのを防ぐため、町人たちが私有地を提供し合い造られました。これは武家屋敷には造られることはなく、町人まちだけに見られます。雁木には古い形式の造り込み式雁木と、明治以降にできた落し式雁木があります。真っ白な雪を載せた雁木の町並みには、訪れる人の旅情を誘うものがあります。