【K003】堀と柳の風景に華を添える古町芸妓

【K003】堀と柳の風景に華を添える古町芸妓

信濃川と阿賀野川の二大大河に開けた新潟市は、かつていくつもの堀が張り巡らされた水の都でした。堀に沿って幾千本もの柳の木が植えられ、その柳の木が作り出す景観の美しさから柳の街、柳都(りゅうと)と呼ばれました。
かつては堀端の柳の下を座敷に向かう芸妓が通るという美しい風景が見られたそうです。今では堀は埋め立てられ柳が残るばかりですが、当時の様子を感じることのできる場所があります。それが、新潟市歴史博物館本館や旧新潟税関庁舎、旧第四銀行住吉町支店などが並び建つ「みなとぴあ」です。