175×124mm・208ページ 付録シール・透明手帳カバー付 発行/株式会社 第一印刷所 編集/株式会社 ジョイフルタウン
江戸期から旧亀田町(新潟市江南区)で生産されてきた伝統織物。当時、和綿栽培の北限となっていた亀田郷で、閑散期の農家が自給用として織り始めたのがルーツとされている。藍染の紺を基調とした縞模様と素朴であたたかい風合い、長く使い続けられる丈夫さとしなやかさが「亀田縞」の魅力だ。
今回表紙のコラボをお願いしたのは、新潟市亀田地区にある立川織物。明治17年創業から130年余りの伝統を誇る老舗機屋だ。2002年から、戦後生産が途絶えていた「亀田縞」の復活に取り組み、ブランドの再興と商品開発に力を入れている。
三条市生まれ。東京での広告代理店勤務を経てグラフィックデザインに携わりながら2008年に布絵作家として活動スタート。2016年に三条市でアトリエ「acolier(アコリエ)」を構える。パネル絵、グラフィック画、装画制作等のほか、展示会や「アートを暮らしの中で楽しむ」をモットーにワークショップを開催。
今回のデザインは今年で発刊11年目となる新潟手帳2024のために制作。テーマは温故知新。
新潟の伝統的な器をモチーフに「器=暮らし」を表現し、これからも新潟手帳がご愛用くださる皆様の日々の暮らしに寄り添い、心の豊かさを育む手帳となるよう願いを込めている。
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