ホテル日航新潟様 切り絵アート制作|プライムフロア niigata プラス

2026年、ホテル日航新潟様の上層階28・29階の2フロアのリニューアルにより、「プライムフロア niigata プラス」が誕生しました。

新潟の文化や自然をさりげなく取り入れ、滞在そのものが地域体験となる空間に再構成する本プロジェクトにおいて、当社は「新潟の物語を刻む、切り絵アート」の制作を担当しました。

今回は、2種類のデザインを2パターンの配色で展開しました。
錦鯉や花火、稲穂をモチーフとした「花火と稲穂」と、佐渡金山や朱鷺、たらい舟やトビシマカンゾウをモチーフにした「佐渡」の2種類。
繊細で華やかな切り絵とシックな色使いで、くつろぎの空間にそっと華を添えられるようなデザインに仕上げました。

佐渡

佐渡(ブルー)
佐渡(ブラウン)

デザイン解説

デザイン制作:株式会社DI Palette 平田幹夫

ホテル日航新潟からの視線の一つは、水平線の向こうへ延びていきます。それが佐渡。
古には金銀を運ぶ船が行き交い、今もフェリーの白い航跡が伸びる歴史と文化の島。ホテル日航新潟からのスカイビューは、その航跡をたしかに捉え、街と島を結ぶ架け橋のようにも思わせます。
本作品は、佐渡金山に象徴される歴史的な街並み、朱鷺が舞う里山や二ツ亀、たらい舟が浮かぶ入江等の折り重なる自然景観等、生き生きとした佐渡の息吹を表現しています。

花火と稲穂

花火と稲穂(オレンジ)
花火と稲穂(ブルー)

デザイン解説

デザイン制作:株式会社DI Palette 布矢春花

夜空を彩る長岡花火、秋風に揺れる稲穂、優雅に泳ぐ錦鯉、悠然と連なる弥彦山の稜線。新潟を象徴するこれらの4つの情景は豊かな自然とそこで息づく人々の営みを感じさせます。旅のわずかなひとときにも土地の物語を感じ取っていただけるように、本作品は客室から望む山川の眺めと響き合いながら、世代を超えて紡がれてきた文化への想いを表現しています。

■DI Paletteの切り絵サービス「きざむ」

「想いを刻む」をコンセプトとし、紙やアクリルを中心とした素材にレーザー加工による超微細加工で「きざむ」ことによって、商品開発や空間演出といったシーンにおいて、見る人、手に取る人の心に響くような繊細な表現を可能とするサービスです。

本作品では、4層の微細な切り絵を重ねることによって、見る角度や光の当たり方で表情が変わり、同じ一枚が、時間とともに表情を変え、写真には写りきらない“滞在の記憶”をやさしく刻みます。

■色彩と素材

切り絵に使用した紙は、表面が微細な波立ちが連続しやわらかな陰影を醸し出す「マーメイド」と、光沢と抑え、密度が高く上質なイメージの「ディープマット」、微細な凹凸で温かみのある風合いが特徴の「五感紙」という3種類のファンシーペーパーを使用。用紙のカラーリングには、新潟の風や川、海、大地、夕日といった風土をイメージする色の組み合わせを選んでいます。

■客室空間での見え方を踏まえた表現上の工夫

上層階客室「プライムフロア」はブラウンを基調としており、佐渡の金山をイメージした金色のアクセント配色や、新潟の稲穂のイメージをファブリックに採用しています。
この上質な空間と調和しつつ、ホテル日航新潟様での滞在のひとときに、地域の物語を感じていただける空間が演出できるように制作させていただきました。


▼「プライムフロア niigata プラス」については、ホテル日航新潟様公式HPをご覧ください。
https://www.hotelnikkoniigata.jp/stay/room/primefloor.php