仕事紹介(クリエイティブディレクター)

イメージを形へサービスへ展開するディレクター

S. T.
プロフィール
S. T.
2019年入社
企画推進課
現在の仕事内容
フリーペーパーの編集・制作ディレクターをしています。
企画推進課では主に印刷物の制作を行っているのですが、その中で私はフリーペーパーの制作を担当しています。
仕事内容としては、デスクワーク7:現場仕事3 という感じです。

デスクワークでは主に、お客様から入稿いただいた写真や文字原稿を整理して、それを「このサイズでこんなイメージで作ってください」という指示と一緒にデザイナーに渡す仕事をしています。
ほかにも、出来上がったデザインをお客様に確認したり、DTPページ組版担当スタッフに「どのページのどの位置に何を入れるか」を指示したりする仕事があります。

現場では、取材と撮影のディレクションを行います。
私がいつもやっているのは、取材・撮影の進行係、写りこんでほしくない物を可能な範囲で避けること、取材・撮影内容が構成案に沿っているかチェックすることなど、制作物の品質に関わる仕事です。
事前準備として、取材交渉や構成案の作成、全体の日程調整をすることも私の仕事です。
仕事で感じるやりがい
大変なこともありますが、仕事を通じて学ぶことが多いのもこの仕事の魅力です。
仕事はやりがいだらけです。
読者に疑問を抱かせない文章づくりや、目を引く記事タイトルのつけ方に関しては、まだまだ勉強不足です。

編集面だけではなく印刷面の知識ももちろん求められます。
私が作成した原稿は、印刷用データとして工場に送るので、印刷する際に不備を生じさせないデータ作成が求められます。
データを作るデザイナーやDTPスタッフに適切な指示を出すため、工場勤務でなくとも印刷の知識を身につけることは必要です。

そして1番苦労するのはお客様との校正のやりとりです。
なるべく修正が出ないようにしますが、一発OKになることはほとんどないので、何回か提出しては修正して提出して…を繰り返します。
お客様に完成品をお渡しする納品日は厳守なので、かさむ修正のことも加味して進行具合を調整しなければなりません。

入社1年目の頃、DTPスタッフに無理なスケジュールで指示を出してしまい、迷惑をかけてしまったことは今でもよく覚えています…。
入社したきっかけ
「自分のアイデアを形にする仕事ができる会社」だと思ったから。
DI Paletteのことをより詳しく知ろうと思ったきっかけは、インターンシップに参加し新しいノートを開発するワークをしたことです。

このときから、「自分のアイデアを形にする仕事ができる会社」というプラスの印象を抱くようになりました。

後日販売している自社商品を調べたところ、「にいがたもよう」を使った女性向けのかわいらしいグッズが多かったことで、漠然と「かわいいものやおしゃれなものを扱う仕事ができるかもしれない」と思い、応募を決めました(笑)

あと、カレンダー通りに休めることも、私にとっては魅力的でした。
入社後の印象
仕事面でギャップを感じたことはなく、良い意味でギャップだったのは人間関係。
入社前に私が思い描いていた仕事内容の核ともいえる、「自分のアイデアを形にすること」は入社して働いてからも変わらず今やっている仕事の核だと思えています。なので、私は仕事内容について入社後ギャップを感じたことがあまりありません。

ただ、漠然と「かわいいものやおしゃれなものを扱う仕事ができそう」と入社しましたが、もちろん扱うのはそんな期待通りのものばかりではありませんでした。
でもそんな期待通りではないものだって、自分や周りの人たちのアイデア次第で「かわいくておしゃれなもの」にすることができます。

良い意味でギャップだったのは、人間関係です。
志望した企画部門のスタッフはほとんどが女性と聞いていたのでなんとなく人間関係の面が不安でしたが、先輩方はみなさんすてきな大人の女性で安心しました。仕事終わりやプライベートでもご飯に行ったり、飲みに行ったりすることもあります。
私が思うDI Paletteで働く魅力
制作物の企画から完成まで、すべての過程に関わることのできるのが一番の魅力です。
ひと口に「制作」と言っても業務内容の幅が広いので、色々な仕事を経験できるところが気に入っています。

例えば、原稿制作や記事のサムネイル制作では、机の上で辞書を片手に1人で黙々と行う(もちろん上司に相談することもありますが)「制作」の仕事です。

ほかにも、カメラマンと取材先で撮影したばかりの写真を見ながら、「もっと斜めからのカットが欲しい?」「光や影の具合はこれで良い?」と相談しつつ媒体のコンセプトに合った写真を撮影するのも「制作」。

さらに、適切に文章を着地させるため、ライターと「こんな話を取材先から引き出せると良い」「この順番で組み立てれば自然な文章になるかも」などと案を練るのも「制作」。

デザイナーと「もっとこの部分がまとまって見えるように」「こんな素材を使ったらどうだろう」と、素材の組み方を考えるのも「制作」…。
この仕事に向いている人
・デザインや編集に興味のある人。
・得手不得手は関係なく、文章を読んだり書いたりするのが好きな人。
・トレンドに敏感な人
・跳ね返されてへこんでも、その後切り替えてまた同じ仕事に向かえる人。
・長時間のデスクワークが苦痛ではない人。

1日のスケジュール

  • 8:15
    • 出社
    • 25分からのラジオ体操まで、夜に届いたメールのチェックをします。
  • 8:30
    • 課内ミーティング
    • 課全体で社内外の動きの共有をした後は、チーム内で1日の予定を確認します。
  • 8:45
    • 原稿制作・校正対応
    • 送られてきた原稿を編集ルールに沿って修正したり、自分で原稿を書いたりします。また、お客様から送られてきた修正内容を校正に反映するため、デザイナーやDTP担当者に指示を出します。
  • 10:30
    • 編集会議
    • フリーペーパー制作作業の進捗確認や、先の号の特集内容などをお客様と打ち合わせます。
  • 12:00
    • 原稿制作・校正対応
    • 会議をしている間に送られてきた入稿メールや修正に対応します。
  • 13:30
    • 昼休み
    • ごはんを食べて、寝ます。
  • 14:30
    • ファクトチェック
    • 制作した記事の電話番号やサイトURLなどに間違いがないか、実際に電話をかけたり検索窓に打ち込んだりして確認します。
  • 15:00
    • 原稿制作・校正対応
    • 引き続き原稿作成と修正対応をします。納品日が近づくと、校了原稿が増えてきてうれしくなります。
  • 17:45
    • 進捗確認・翌日のスケジュール作成
    • 作業進捗を確認して急ぎの対応がなければ、翌日の予定を立てます
  • 18:00
    • 帰宅
    • 家に帰ってゆっくりします。買い物をしたり、飲みに行く日もあります。