
プリンティングソリューション
極み印刷における環境への取り組み
LED-UV印刷
LED-UV印刷を採用した最新鋭の印刷設備を導入し、環境にやさしく、かつ美しく高品質な印刷物を提供しています。
「LED-UV印刷」は省電力なLEDと高感度UV硬化型インキを用いることで、使用エネルギーを抑えた高生産な印刷を実現し、CO₂の削減が行える環境負荷を抑えた印刷方式です。
高感度UV硬化型インキ
最新設備で使用する高感度UV硬化型インキは、有機溶剤は含まず、大気汚染の原因となるVOC(揮発性有機化合物)成分が極めて少ないノンVOCインキです。大気環境保全に優れるだけでなく、UV硬化型インキの課題であるリサイクル適性においても古紙リサイクル適性Aマークを取得した環境調和型インキです。

グリーンプリンティング工場
DI Paletteの工場は環境に配慮した印刷工場を認定する「グリーンプリンティング(GP)工場」※に認定されています。
※製造工程において印刷産業界が定めた環境配慮基準を達成していることを示すもの (日本印刷産業連合会)
『グリーンプリンティング製品認定制度』は、GP認定工場が製造し、用紙、インキ、製本・表面加工方法等が環境配慮基準を満たした印刷製品に、GPマーク(環境ラベル)を表示できる制度です。
ノンドレン印刷
高性能濾過装置を活用して、印刷工程での廃水をほとんど発生させない水質環境保全に優れたノンドレン印刷を行っています。
オフ輪低温乾燥印刷
オフ輪印刷においては、最新の高性能低温乾燥オフ輪インキを用いることで、ガス使用量を抑えることによるCO₂削減と火ジワを抑えた高品質な印刷を実現しています。

環境対応インキ(バイオマスマーク対応)
原材料に綿、パルプ、米ぬか、植物油、被子植物の種などの生物由来の資源から成分を抽出して製造されたインキを使用して印刷することも対応可能です。
このインキを使用する印刷物には、化石資源の使用を抑え、環境負荷を減らし、環境保護にもつながる取り組みの証明となる「バイオマスマーク※」を表示することができます。

※国の認める第三者機関「一般社団法人 有機資源協会」がバイオマス成分の含有量や安全・安心性を審査し認定するマーク

オフセット印刷時に排出されていた廃液をゼロに
製版時の刷版の現像処理を「無処理版」に変更
オフセット印刷時に使用する刷版を、印刷可能な形にするためには露光処理が必要です。従来の刷版は「有処理版」を使用してきました。「有処理版」はレーザー露光後に自動現像機を使用して現像処理を行い、その際現像処理時に使用する薬品(現像液やガム液など)を使用するため、その廃液を特別管理産業廃棄物として処分していました。
この刷版を「無処理版」に変更することによって、現像機を使わずに印刷機上で現像する方式となったことで廃液の排出がゼロになりました。また、現像液を使用しないことで電力の削減にも繋がり、環境への負荷の低減を実現しました。

カーボン・オフセットへの取り組み
DI Paletteが取り組んでいるカーボン・オフセットは、新潟県のカーボン・オフセット制度を利用したものです。新潟県内でも進む温室効果ガスの排出量増加に対応するために、県民や企業による排出削減の取り組みを推進し、地球温暖化を防止するために「県独自のカーボン・オフセット制度」として新潟県が普及を進めているものです。
この制度は、2010年1月18日に「国のプログラム認証」を受け、「都道府県J-VERプログラム」として認証されました。これにより、県が認証した県内の森林整備によって得られたCO2吸収量を全国の企業から利用してもらうことが可能になっています。「新潟県J-VER」の第1号クレジットは「トキの森クレジット」です。
