“色あせ対策”耐光(候)インキ印刷

通常の印刷に使用するインキは、耐光機能は持ち合わせていません。

特に、屋外などに使用するポスターなどは通常インキで印刷してしまうと、早いと1ヶ月以内で退色したり、色が飛んで無くなってしまうという課題があります。

耐光インキにより色あせ防止

耐光インキは紫外線に耐性のある材料で作られており、退色を軽減出来ます。
カラー4色(CMYK)印刷の場合、通常インキのイエロー(Y)、マゼンタ(M)は太陽光(紫外線)に弱く退色しやすく、黒(BK)、シアン(Ⅽ)は通常インキでも耐光性が高く退色しずらいため、色あせすると水色っぽい絵柄になってしまいます。
太陽光からの影響を直接受ける屋外はもちろん、屋内でも窓からの日光や蛍光灯の紫外線により退色が起こる場合があります。
さらに屋外では風雨の影響により印刷物に水分がしみ込んだ状態で紫外線があたると、特にマゼンタ(M)が分解されて退色しやすくなります。

色あせ防止には、退色しやすいイエロー(Y)、マゼンタ(M)の2色に耐光インキを使用して印刷します。

【特長】

  • 色持ちが良く、長期使用や紫外線の影響を受けやすい場所での印刷物に向いています。
  • 退色目安は春・夏で 3 か月程度、 秋・冬で 6 か月程度となります。
    (通常インキの場合、春・夏 20 日 程度、秋・冬 3 ケ月程度)
    ※退色目安は気候の条件によって変わるため、あくまで目安となります。

【使用例】

  • 屋外に掲示するポスター
  • 選挙ポスター
  • ウィンドウに掲示するポスター
  • 販促ポップ
  • 食品パッケージ
  • 書籍の表紙